面倒だったガスのスイッチ

スペインやメキシコに住んでいる時に、「日本の住宅というのは本当に手間の内容な設計になっているな」と感じたものです。
その理由はボイラーです。

お湯を出したい時、それにガスを使いたい時には、必ずボイラーがオンになっていなければいけないのが、ヨーロッパや中南米では一般的なスタイルです。
これをつけっぱなしにしておく人も多いのですが、そうすると、当然、ボイラーと接続されているガスタンクの消費量が減ります。

プロパン式の場合、これが切れると、ガス屋さんに来てもらいますし、お金もかかるので、私はこれを1回使うたびにつけては消しを繰り返していました。

ボイラーが屋内にあればまだ良いのですが、屋外にある時には、いちいち外に行ってそれをつけるのが面倒でした。
そして、ガスタンクが切れた時に、道端でガス屋さんをつかまえなければいけないというのは、出勤前など、かなり焦る状況なのです。

出来るだけその回数を減らすためにガスを節約するのが大変でした。
外国風の家に憧れがありましたが、日本で輸入住宅を建てるのが最善かと思います。